WEBデザイン唯一の国家資格!WEBデザイン技能検定について解説

公開日:2023/02/01 最終更新日:2023/11/16

WEBデザインは、WEBサイトのレイアウトや色、画像の選定などをデザインすることです。WEBデザインの完成度で、そのサイトの使いやすさ美しさが決まります。そのため、WEBデザインに関する知識や技能がなければなりません。そこで今回は、WEBデザイン唯一の国家資格であるWEBデザイン技能検定について解説します。

WEBデザイン技能検定とは

WEBデザイン技能検定とは、WEBデザインに関する知識や技能、実務能力などが問われるWEBデザイン業界唯一の国家資格です。試験は、特定非営利活動法人「インターネットスキル認定普及協会」によって、実技試験と学科試験が実施され、その両方に合格しなければなりません。

試験区分は1~3級まであり、3級の合格率は60~70%、2級の合格率は30~40%、1級の合格率は10~20%で、1級に合格することは非常に難易度が高いです。合格者にはWEBデザイン技能士の合格証書が発行され、WEBデザインに関する一定の知識や技能を身につけているという証明になります。

WEBデザイン技能検定の試験内容

WEBデザイン技能検定を取得するためにはどのような試験を受けなければならないのでしょうか。ここでは、WEBデザイン技能検定について解説します。

試験内容

WEBデザイン技能検定は、試験科目は1~3級まで共通ですが、等級が上がると共に難易度も高くなります。2~3級の実技試験は、複数の作業の中から任意で指定された数の作業を選び行います。1級の実技試験は、設計からデザインまでの一連の作業をしなければなりません。

出題形式は、学科ではマーク方式の筆記試験で、多肢選択法と真偽法の形式です。実技試験は、2~3級は課題選択方式で、1級は作業実技試験とペーパー実技試験があります。合格基準は、学科と実技それぞれで100点満点中70点以上です。ただし、実技は各作業分類で配点の60%以上の得点を得ることとなっています。

試験時間と受験手数料

試験時間は1~3級の試験区分により違いがあり、受験手数料は非課税です。3級は学科45分で6,000円、実技60分で8,000円または25歳未満の在職者は3,000円。2級の学科は60分で7,000円、実技は120分で1万6,000円または25歳未満の在職者は7,000円です。1級の学科は90分で8,000円、実技は180分でペーパー実技は60分、ペーパー実技も含めて2万5,000円です。

WEBデザイン技能検定を取得するメリット

WEBデザイン技能検定を取得するメリットは、これからWEB業界に就職する場合や転職する際に、面接官に対して知識や意欲があるとアピールできる点です。そのほかに、現在WEB業界で仕事をしている場合は、自分のスキルを証明できるうえキャリアアップに役立つでしょう。

WEBデザイン技能検定は、WEBに関する仕事に直結する国家資格なので、2~3級を取得するだけでも就職や転職に大きなプラスとなります。また、1級を取得することの難易度は非常に高いですが、取得できれば好待遇での転職も夢ではありません。

WEBデザイン技能検定を取得すべき人

WEBデザイン技能検定はどのような仕事に活かすことができるのでしょうか。ここでは、WEBデザイン技能検定を取得すべき人を解説します。

WEBエンジニアの人

WEBエンジニアの業務は、WEBサイトの開発や設計などをすることですが、ユーザーが使いやすいデザインを制作する知識は必要です。検定を受験することで、さまざまな知識を学ぶことができるので、身につけた知識を活かして今よりも広範囲の業務をこなすことができるでしょう。エンジニアとして活躍できる範囲が広がることで、キャリアアップにもつながります。

将来WEB業界で活躍したい人

WEBデザイン技能検定の試験では、WEBサイトのデザインや、ユーザーが感覚的にすぐ利用できるようなサイトにする構造の知識を求められます。そのため、必ずWEBサイトのデザインや構造に関する知識を学ぶことになるので、その知識は将来WEB業界で活躍したい人には役立つことになるでしょう。就職する際も履歴書に記載できるので、採用を勝ち取れるかもしれません。

WEBサイトなどの運営をしたい人

独立してWEBサイトの運営をしたい人や、副業でブログを始めたいと考えている人もWEBデザイン技能検定を取得するべきでしょう。Wordpressなどを利用することで、それほど苦労せずWEBサイトを制作できますが、サイトを訪れたユーザーが得たい情報に素早くアクセスできるようなデザインでなければなりません。そのため、資格を取得して正しい知識を身につけることで、運営するWEBサイトのアクセス数も伸びるでしょう。

まとめ

WEBデザイン検定とは、WEBデザインに関する知識や技能、実務能力などが問われるWEBデザイン業界唯一の国家資格です。1~3級があり、取得することで一定の知識や技能を持っているという証明になります。試験内容は学科と実技で、等級が上がると共に難易度も高くなっていきます。資格を取得するメリットは、WEB業界への就職や転職する際にアピールできる点です。WEBデザイン技能検定を取得するべき人は、WEBエンジニアの人、将来WEB業界で活躍したい人、WEBサイトなどの運営をしたい人が挙げられます。

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