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サステナブルWEBデザインってどんなもの?

公開日:2022/05/15  最終更新日:2022/05/19

サステナブルWEBデザインという言葉を聞いたことがないという方も多いのではないでしょうか。サステナブルWEBデザインとは二酸化炭素を削減するためのWEBデザインのことです。でもWEBデザインと二酸化炭素に何の関係があるのかピンと来ないですよね。この記事では最近話題のサステナブルWEBデザインについて解説します。

サステナブルWEBデザインとは

サステナブルWEBデザインについて説明する前に、そもそもの背景から見ていきましょう。「Sustainable(サステナブル)」とは「持続可能な」という意味の英語です。これは2015年9月の国連サミットで採択された「SDGs」に由来します。

「SDGs」は「Sustainable Development Goals」の略で、日本語にすると「持続可能な開発目標」となります。気候変動や貧困、教育などの地球規模の課題を解決するための17の目標のことです。

この「S」の部分が「Sustainable(サステナブル)」です。意外なことにWEBサイトは二酸化炭素の排出量ランキングで上位に入る原因のひとつとされています。現在のWEBサイトは高解像度の画像やカルーセル表示の多用などによって、サイトを表示するために多くのエネルギーを必要しています。

また無駄なページ遷移も大きなロスになっています。このような原因からWEB製作にも脱炭素の取り組みが必要になってきました。そのための施策のひとつがサステナブルWEBデザインというわけです。では具体的にどのようなことをするのでしょうか。

さまざまな要件がありますが、とくに「ファインダビリティ」「表示パフォーマンス」「UXデザイン」の3点に重点を置いてWEBデザインを見直します。サイト表示によって消費するエネルギーを軽減して直接的に二酸化炭素の削減を行うというのがサステナブルWEBデザインということになります。

サステナブルWEBデザインのポイント

ここではサステナブルWEBデザインのポイントを前述した「ファインダビリティ」「表示パフォーマンス」「UXデザイン」の観点から解説していきます。

ファインダビリティ

ファインダビリティとは、簡単にいうとWEB上でのコンテンツの見つけやすさのことです。ユーザーがWEB上でいかに効率的に目的を達成するかは、コンテンツが見つけやすいことと直結しています。

検索エンジンやSNSから目当てのコンテンツにたどり着くことが容易い、もしくはサイト内の導線が整備されていて目的のページがすぐ見つかるということが重要です。無駄なページ遷移をしない分、ユーザーが目的達成までの時間を短縮でき消費電力を少なくすることにつながります。

表示パフォーマンス

必ずしも快適なネット環境からアクセスできないユーザーがいます。さまざまな場所からアクセスがあるグローバルサイトでは、ユーザーのネット環境の格差がより顕著といえるでしょう。

どのような環境下でも、より短時間でコンテンツの表示ができる表示パフォーマンスが求められています。表示パフォーマンスが悪ければ、無駄に時間と電力を消費してしまうでしょう。コードの短縮化や大きな画像データを使用しなくても見栄えのいいサイトをデザインするなど表示コストを軽減する工夫が必要です。

UXデザイン

ファインダビリティと表示パフォーマンスが短期的にWEBサイトの表示コストを削減していくのに対して、UXデザインの最適化でユーザーのニーズからコンテンツの質を向上させる施策も考えられます。ユーザーがサイトに内を無駄に遷移することなく、より効率的に満足できるサイト設計をすることで、無駄なデータ通信を減らすことができます。

これからWEBデザイナーを目指すなら知っておくべき

サステナブルWEBデザインの施策について説明してきましたが、実はこれらのことは通常のWEB制作の現場においても、目指すことでもあります。魅力的なデザインを担保しつつ、表示パフォーマンスを高めることは、そのままユーザーにとっても望ましいことでもあります。

優れたUI/UXデザインは、ユーザーがストレスなく目的を達成し、満足度を高め、ビジネス的な利益をもたらします。もちろんこれからの社会において、WEB業界が社会に貢献できる可能性という意味でもサステナブルWEBデザインを意識してWEB制作に取り組むことは大きな意義があることだといえるでしょう。

 

現代はもう「よいものを作るのに無尽蔵に資源を使う」という時代ではありません。環境問題に貢献することは当然ですが、もっと日常的な視点でも限られたリソースで製作をしなければならない場面は多々あります。サステナブルWEBデザインは製作上の制約であると同時に、新しい挑戦の可能性と考えることもできます。この記事を読んでWEB制作の中で活かしていただければ幸いです。

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