WEBデザイナーは辞めた方がよいといわれる理由とは?実態について解説!

公開日:2023/03/01 最終更新日:2023/11/16

WEBデザイナーは個人にスキルがつく仕事なので、将来独立を目指したり、転職でキャリアアップしたりできる魅力があります。ただ「WEBデザイナーは辞めた方がよい」と聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、WEBデザイナーがなぜやめた方がよいと考えられているのか、さらに将来性やメリットを解説します。

WEBデザイナーはやめとけといわれる理由

WEBデザイナーは将来性のある職業に感じられる一方で、辞めた方がよいと考える方がいるのも事実です。

その理由の一つとして、WEBデザイナーが多すぎるというのが理由として挙げられます。WEBデザイナーは特別なスキルや資格がなくてもなれるため、いわば名乗ればだれでもなれる職業といえます。参入障壁が低く、ライバルがたくさんいるため仕事を獲得するのに苦労する可能性があるでしょう。

また、ライバルが多くなると、薄利多売で価格競争が起きます。価格競争によって仕事の単価が下がれば、どれだけいい仕事をしても給料が上がりにくくなります。実際にWEBデザイナーの平均年収は令和3年時点で478.6万円となっており、仕事内容に対して給与相場が高くないといえるでしょう。

さらに、WEBデザイナーは残業が多いことも懸念されるポイントの一つです。クライアントの要望に応えなければならない状況があるため、修正や要望が多すぎて限界まで作業している方も少なくありません。業界全体で残業が多くなっており、ワークライフバランスを重視したい方には合わないケースもあるでしょう。

たとえフリーランスとして働いていたとしても、クライアントの要望に振り回されて疲弊しやすい傾向にあります。そのほか、キャリアパスの選択肢が少なかったり、最新のデザイン動向を常に追わなければならなかったりする大変さも理由といえます。

WEBデザイナーになるメリット

WEBデザイナーは辞めるべきだという理由をみると、本当に辞めるべきだと感じる方もいるでしょう。

ただ、WEBデザイナーはメリットも多くあります。たとえば、WEBデザイナーはスキルが身につく仕事のため、経験や実績を積むほど有利になります。スキルが評価されれば、独立したり、より待遇のよい企業に転職したりして将来性も期待できます。さらに、スキルや実績を磨けば、その分仕事の単価アップが期待できます。薄利多売の仕事は引き受けず、自分の求める報酬に合う仕事が選べるようになれば、年収アップにもつながるでしょう。

また、WEBデザイナーとしての能力だけでなく、自分をクライアントに売り込む営業能力があれば独立開業ができたり、SNSで情報発信をしてより効率的に稼いだりすることもできます。決して簡単なことではないですが、努力次第で自分らしく活躍できる仕事だといえるでしょう。

WEBデザイナーの将来性

WEBデザイナーを仕事にするにあたって、将来性も大切なポイントになるでしょう。転職エージェントとして有名なdodaが実施した調査では、2022年下半期のWebデザイナーを含むクリエイティブ系の求人の需要が増加すると予想されています。とくにUX/UIデザイナーをはじめ、Webデザイナー、Webディレクターといった求人が増加するとされています。

AIでもデザインを作れる時代が来ると予測されているのを耳にすることがあるかもしれませんが、クライアントのニーズをくみ取り、ターゲットの心をつかむようなデザインは人の手でしか作れないでしょう。つまり、業界全体でみるとWEBデザイナーは将来性がありますが、需要に見合った人材になれるようスキルや能力を磨くことが大切だといえます。

WEBデザイナーに本気でなりたいのなら

本気でWEBデザイナーを仕事にして生きていくなら、いくつか注意点があります。一口にWEBデザイナーといっても、さまざまな働き方があるため、格安のWeb制作会社に入らないことをおすすめします。会社側が薄利多売をして多くの案件を引き受ければ、それだけ従業員に負荷がかかります。対応する案件数や労働時間に対して充分な報酬をもらえない可能性があるので、格安をアピールしている制作会社に入社するのは避けるようにしましょう。

また、WEBデザイナーのほとんどが独身の会社もおすすめしません。プライベートの時間を作れないほど仕事していることが予想されるのに加え、自分自身が結婚したり出産したりするときに仕事しにくい環境になる可能性があります。そのほか、Web制作会社だけでなく、自社事業がある企業を検討することが大切です。自社事業があればデザインにこだわったうえで利益を出しやすく、自分のスキルを伸ばしやすい環境で働けます。

まとめ

「WEBデザイナーを仕事にするのは辞めておくべきだ」という声を聞いたことがある方もいるでしょう。業界全体をみると薄利多売で残業ばかりしている人が多かったり、年収が低かったりするのが理由として挙げられます。ただ、自分自身のスキルを磨けるので、より条件のよい転職先を見つけやすかったり、独立開業を目指せたりするメリットがあります。本気でWEBデザイナー目指すなら、双方の声を踏まえてニーズのある人材になれるよう努力することが大切です。

【東京】社会人でも通えるおすすめのWEBデザインスクール

イメージ
会社名東京デザインプレックス研究所HAL東京ヒューマンアカデミー インターネットアカデミー
特徴本物のデザイン力が身に付く!
フリートレーニング3年無料!
ゼミや体験学習が充実しているオンライン講座が便利海外へ就職の可能性も拡がる
詳細リンク公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら

おすすめ関連記事