WEBデザインはどう作る?WEBサイトの制作工程をご紹介!

公開日:2023/04/15 最終更新日:2023/11/16

WEBデザイナーは自分自身にスキルがつく仕事のため、独立開業を目指せたり、スキルを磨いてキャリアアップができたりすることもあり、人気が高まっている職業の一つです。ただ、WEBデザイナーを目指すにあたり、制作過程や仕事の流れを知りたいという方も多いでしょう。そこで本記事では、WEBデザインの制作過程や仕事の流れについて解説します。

WEBデザインの大まかな流れ

WEBデザインと聞いて、どのような仕事内容をイメージするでしょうか。WEBデザインWEBサイトの制作過程の一部を担う仕事です。WEB制作を進めるにあたり、工程を分けると6つの段階があります。

最初のステップは営業を行い、依頼を獲得します。次に依頼を受けたら、クライアントと打ち合わせを行い、どのようなWEBサイトをイメージしているのかをヒアリングします。その際、イメージがあいまいだと修正が多くなる可能性があるので、積極的に質問してイメージを共有することが大切です。

そして、構成案と見積もりを作成し、正式に依頼を受けるのが3つ目と4つ目のステップです。5つ目のステップとして、ヒアリングした情報や構成案を元に制作を行い、完成したら納品を行うのが最後の6つ目の工程です。

このように制作過程は大きく6つの工程がありますが、WEBデザインでは5つ目のステップである「制作」がメインの仕事です。

さらに制作過程は、情報の整理やラフ作成、レイアウト作成、配色、全体の調整、確認・修正、データの納品の順に仕事を進めていくのが一般的です。WEBデザインは工程が複数あるのでチーム形式で仕事を進めていくこともあれば、全工程を一人で担当することもあります。ただ、WEBデザインの規模が大きくなれば一人で制作するのが困難になるので、チーム形式で分業するのが基本となります。

WEBデザインの制作工程

WEBデザインの制作工程の大まかな流れを解説しましたが、ここでは工程ごとの細かな仕事内容を解説します。

WEBデザインの制作工程は、大きく「企画・設計」「デザイン制作」「公開・運用」の3ステップがあります。

最初のステップにあたる企画・設計では、クライアントがどのようなWebサイトを目指しているのかを明確にし、そのうえでターゲットやデザインの方向性を決める段階です。なぜWebサイトをリニューアルするのか、ターゲットは誰か、なにをアピールしたいのか、予算、スケジュール、事業内容などによって、Webサイトを作るという依頼でも目指すゴールが変わります。

なるべく細かくヒアリングし、目的意識を持って制作に取り組むことが大切です。ヒアリングした情報を元に、Webサイト全体のページ階層をツリー状にしたサイトマップを作成し、サイトマップを元にワイヤーフレームを作成します。ワイヤーフレームとはWebサイトの設計図にあたるもので、サイト内のどこにどのようなページを配置するのかを大まかな枠組みで決めていきます。

ここまでが企画・設計の段階であり、次にデザイン制作のステップに移ります。WEBデザインといえば、このデザイン制作の段階をイメージする方も多いでしょう。デザイン制作はWEBデザイナーの出番であり、設計の段階で作成したワイヤーフレームをもとにデザインカンプを作成します。デザインカンプとは、デザインの完成見本のことであり、実際にWebサイトが公開される前にクライアントとデザイナーがイメージを共有するものです。ワイヤーフレームでは大きな枠組みだったものが、デザインカンプでは画像や背景、色を設定するので、完成イメージに近いものを確認できます。

最終的にデザインが完成したら、Webディレクターを交えて全体の調整を行い、デザインデータの完成となります。そして、最後のステップである公開・運用のステップに移ります。デザインデータをもとにプログラミング言語を使ってコーディングを行い、インターネット上で閲覧できるようにします。コーディングはWEBデザイナーが担当しないケースも増えていますが、一定の知識があることでコーディングにも配慮したデザインが作れるので、積極的に勉強するのがおすすめです。

WEBデザインの役割

Webサイトがインターネット上に公開されるまでには、さまざまな工程があります。中でもWEBデザインは制作の工程に関わることが多いですが、単純にツールを使ってデザインすればよいというものではありません。クライアントのニーズに応えられるかどうか、ターゲットに響くデザインはなにかなど、WEBデザインを通じて目標としているものを達成しなければなりません。

また、デザインデータが完成したら、コーディングのステップに入るため、次の工程への配慮も必要になるでしょう。WEBデザインは一部のステップを担うと考えられがちですが、全体の流れを把握し、コーディングやディレクションスキルを備えて入れば、必要とされるWEBデザイナーになれるでしょう。

まとめ

WEBデザインは、Webサイトを作る工程の中で「制作」のステップに携わる仕事です。近年、効率よく仕事を進めるために分業制が取り入れられているケースが増えており、製作過程の一部分しか携わらないことも少なくありません。ただ、Webサイトの制作過程にはさまざまな工程があり、単純に設計書通りのデザインを作成すればよいというものではないでしょう。実際に携わる工程だけに集中するのではなく、全体の流れを把握し、WEBデザインの本質的な役割を理解したうえで仕事を進めることが大切です。

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