今はまだ初心者でも、いずれは大きな舞台に立ちたい、そんな熱意をお持ちのWEBデザイナーの方はこの記事が必見です。WEBデザインを学ぶなら、大きな賞を目指して成長しませんか。今回の記事ではWEBデザイナー向けのコンテストやアワードを解説します。チャレンジ精神を養うためにも、ぜひご一読ください。
Yahoo! JAPANインターネットクリエイティブアワード
ネットユーザーなら誰しもが知っているYahoo! JAPANではインターネットクリエイティブアワードという由緒あるWEBデザイナー向けのアワードを実施しています。このアワードは2006年にスタートしており、長年多くのデザイナーたちがチャレンジしています。切磋琢磨しながら成長を模索する場所として名高きアワードです。
部門は2つに分かれている
このアワードでは一般の部と企業の部の2つに分かれて開催されています。さまざまな部門が用意されているので、マッチする部門を登竜門としてチャレンジしてみましょう。受賞した際にはYahoo! JAPANのサイトで公開もしてもらえます。
AWWWARDS
世界中のWEBデザイナーがアワードへの挑戦を目指すAWWWARDSも人気があります。新進気鋭、スタイリッシュなデザインが多数応募されており、業界全体に与える影響も大きいといわれています。登録すれば誰でも投票でき、お気に入りのノミネートサイトをブックマークできるようになるというサービスもあります。世界最高峰のアワードといわれており、デザイナーの憧れの的としての権威があります。
WEBデザインには複数の賞がある
AWWWARDSにはSite of the Dayをはじめとする複数のWEBデザインの賞が用意されています。とくに優秀なサイトについては名誉あるSite of the Yearへ選出されており、賞に選ばれるとサイトに掲載され、デザイナーとしての高い地位を獲得できます。
グッドデザイン賞
家電製品などで目にする機会も多い「グッドデザイン賞」はさまざまなデザインを評価するための賞レースです。WEBデザインについても部門を設けています。ネームバリューが大きな賞のため、登竜門として目指すこともおすすめです。応募にはいくつかの条件が設けられていますが、受賞するとおなじみのGマークを取得できます。自分が作ったデザインにおなじみのマークが付けば、箔がつくこと間違いありません。
歴史が古い日本の名誉ある賞
グッドデザイン賞はGマークの印象が強く、老若男女の認知度が非常に高いものです。国内でデザイナーとして活躍するためには目指しておきたい賞レースの1つでしょう。実はグッドデザイン賞は歴史が古く、1957年に創設された由緒ある賞です。毎年4万件以上の応募が殺到しており、認知度が極めて高いといえるでしょう。受賞してきた作品を見ると、有名アーティストのサイトや介護系サイトなどが軒を連ねており、これからデザイナーを目指す方にも参考になります。
CSS Winner
人気のアワードとして確固たる地位を築いているCSS Winnerも若手デザイナーの憧れの的です。世界中のWebデザイナーが挑戦しており、受賞は名誉のあるものとして評価を得ています。CSS Winnerではデザインの革新性はもちろんのこと、国際的な評価を得られるものかどうか、機能性に優れているか等の視点で評価をされており、デザインだけではなく使いやすさに関しても厳しい審査が行われています。受賞後はオンライン上で公開されるため、デザイナーとしての認知度も一気に高まり、世界に名を轟かせることができます。加えて、受賞に関しては証明書を得ることも可能です。キャリアアップを目指すなら、間違いなくチャレンジをする価値があるアワードでしょう。
世界最先端のCSSに触れよう
CSS Winnerでは最先端のコーティングやデザイン、機能美なども審査対象となっています。世界中の最先端技術が集まってくるアワードであり、賞を受賞している作品を眺めるだけでも成長につながります。WEBのワールドカップとも評されており、デザイナーの好奇心を刺激するユニークなアワードです。
たてよこWebアワード
需要が高まるCSSに特化したアワードとして知られるのが「たてよこアワード」です。CSSの組版規格の中で新しいものである縦書きを実装した作品を評価するアワードです。日本語文化圏だからこそ需要が起きている縦書きについて、これまではJavaScriptを使って規格化されていない実装が行われてきました。CSSにおける標準化を目指している運動を背景に、こうした賞レースが設けられたのです。
誰でも挑戦できる気軽さが人気に
たてよこWebアワードの魅力は何といっても自由に参加できる点でしょう。CSSを使って縦書きレイアウトのデザインを作ることができればOKです。魅力あるサイトをデザインできるなら、だれでも気軽に挑戦できるため、その気軽さが人気となっています。実用性やデザインの新たな可能性を表現できるかどうか、が評価ポイントとなっているので、挑戦してみてはいかがでしょうか。たてよこWebアワードには「高校生以下の部」も設けられています。子どもたちの挑戦も歓迎しており、デザイナーを夢見る子たちにも門戸が開かれています。
まとめ
この記事ではWEBデザイナーが目指す海外・国内におけるさまざまなアワード・賞について紹介しました。まだ初心者の方であっても「いつかは憧れのアワードに挑戦したい」と目標を掲げることで大きな成長につながります。また、賞レースで受賞した作品はやはり実力があり、参考にすべきポイントが詰まっています。この記事をきっかけに、WEBデザインとしての成長を目指してみませんか。