
通学と変わらない質の高い授業を、自宅からリアルタイムで受講可能なUX/UI デザインストラテジー専攻(オンライン・ライブ)が新たに開講されました。通学が難しかった方にもUX/UIを体系的に学ぶ機会が広がり、より多くの受講者が次世代のデザイン戦略を実践的に習得できる環境が整っています。
CONTENTS
ディスカッションとワーク中心の“オンライン・ライブ形式”で学ぶUX/UI
本コースは、2018年から高い評価を受けてきたUX/UI専攻(通学制)をベースに、オンライン・ライブ形式として新たに構築された専攻です。従来の録画配信型の通信講座とは異なり、授業はすべてリアルタイムで実施され、講師や受講者同士のディスカッションやワークを通してインタラクティブに学びを深めます。
また、Discordによるスレッド型の質疑応答や補助指導も活用。これにより、一方通行になりがちなオンライン学習の弱点をカバーしています。また、Tips・Question・Breakといった受講アクセントを活かし、集中力を維持しながら学習を進められる仕組みが整えられています。
通学講座と同等のカリキュラムで高い学習効果を実現
本コースの魅力は、単なるオンライン講座ではなく、通学制講座と同等のカリキュラムを採用している点です。UX/UI設計の基本であるユーザーリサーチや要件定義、情報設計、UIデザインの実装から検証まで、段階的に学べる設計となっています。
さらに、HCD(人間中心設計)や行動経済学、人間工学、感性工学といった学術的視点を組み合わせることで、単なる見た目のデザインを超えた体験価値の創造に重きを置いています。Figmaなどの最新ツールを用いた実践的な制作演習も豊富に取り入れられており、未経験からでも実務レベルのスキル習得をめざせる内容です。
また、トップクリエイターによる「プレックスプログラム」の動画が2年間無料で視聴可能となっており、受講後も継続的にインスピレーションを得られる環境が提供されています。
高品質な教育水準を証明する根拠と注意点
このコースはオンラインでありながら、東京デザインプレックス研究所の通学制UX/UI専攻と同等の水準を保っています。実際に、通学制のコースは「専門実践教育訓練給付制度」の認定講座として厚生労働省からも高く評価されており、そこから派生した本オンライン講座も品質の高さは折り紙付きです。
ただし注意点として、現段階ではこのオンライン・ライブ形式のコースは給付金対象外となっているため、制度を活用したい方には不向きかもしれません。給付制度の利用を重視する場合は、通学制との比較検討が必要です。一方で、通学が困難だった方にとっては、時間や場所に縛られずに学べる選択肢として非常に有力です。
どんな人に向いているか? どんな人には向かないか?
本コースは、自宅にいながら高品質なUX/UI教育を受けたい方に最適です。たとえば、地方在住でこれまで通学が難しかった方や、仕事と並行して夜間や土日に学習を進めたい社会人などには特にメリットが大きいでしょう。
また、未経験者でも安心して取り組めるよう、授業にはメイン講師とサポート講師の2名体制が敷かれています。技術やデザイン思考に不安がある方でも、フォロー体制が整っているため継続しやすい設計です。
一方、対面での人との交流やハンズオンでの指導を重視したい方には、通学制の講座のほうが満足度が高い可能性があります。また、ネット環境やPC操作に慣れていない場合は、受講における初期ハードルがやや高く感じられるかもしれません。
まとめ
UX/UI デザインストラテジー専攻(オンライン・ライブ)は、通学制に匹敵するクオリティの教育を、場所を問わず受講可能にした画期的なコースです。リアルタイムのディスカッションやワークを通じて、単なる知識の習得ではなく、実践力を磨ける学びの場が提供されています。
給付制度の対象外という制約はあるものの、通学できなかった人にとっては待望の講座であり、東京デザインプレックスの知見と実績をフルに活かした内容になっています。次世代のUX/UIデザイナーとして飛躍したい方には、最初の一歩として大きな価値があるコースといえるでしょう。