WEBデザイナーのやりがいと厳しさについて紹介

公開日:2025/06/01
WEBデザイナー やりがいと厳しさ

WEBデザイナーは、依頼を受けてホームページなどのサイトをデザイン・作成する仕事です。これはやりがいがある仕事であると同時に、大変なことも多いです。そこで今回は、WEBデザイナーの仕事におけるやりがいと、シビアな面や大変なポイントをあわせて解説します。本記事が、WEBデザイナーを目指している人の参考になれば幸いです。

WEBデザイナーの仕事内容

WEBデザイナーの仕事は、企業や個人から依頼を受けてWEBページをデザイン・作成することです。主な仕事は、クライアントと相談しながらユーザーの行動を促進するためのページ設計を考え、UI/UXの観点から最適なデザインを提案することになります。

UX(ユーザー体験)は、ユーザーが製品やサービスを使用する際の経験を指し、UI(ユーザーインターフェース)はその体験を提供するための接点となる部分です。WEBデザイナーは、UXを実現するために、WEBページのUIを最適に設計する役割を担います。

デザインが決まったら、PhotoshopやIllustratorを使用して画像やアイコンなどの素材を作成し、全体のデザインを整えます。その後、HTMLやCSSなどのプログラム言語を用いて、デザインに基づいたWEBページのコーディングを行う流れです。

規模によっては、コーディングを専門に行う担当者がいることもあります。ただし、WEBデザイナーは技術的な判断や修正にも関与するため、HTMLやCSS、JavaScriptなどの知識は必須です。

また、WEBデザイナーの業務は、自社サービスのページ作成か、他社のWEBページ制作を請け負う制作会社で働くかで異なります。制作会社では、クライアントとの打ち合わせを経て、ゼロからページを考案することもあり、納品後も継続的な改善や修正が求められる場合もあります。

したがって、WEBデザイナーの仕事は多岐にわたります。デザインや技術だけでなく、クライアントとのコミュニケーション能力や問題解決能力も重要です。

WEBデザイナーの仕事のやりがい

ここからは、WEBデザイナーの仕事のやりがいについてみていきましょう。

自分のアイデアを形にできる

まず第一に、自分のアイデアを形にできることが挙げられます。デザインやページ構成を考え、実際にWEBページとして表現する過程には大きな魅力があります。

完成したページが多くの人に見られ、その結果として得られる反応がよければ達成感を感じることでしょう。そして、次のプロジェクトへの意欲にも繋がります。

ユーザーの反応がダイレクト

次に、ユーザーの反応をダイレクトに実感できる点もやりがいの一つです。WEBデザインはユーザーの利便性や見やすさ、操作性を重視するため、ユーザーの反応が重要な指標となります。

訪問者がスムーズにページを使って目的を達成できたときの喜びや、ユーザーからのポジティブなフィードバックは、デザイナーにとって非常にやりがいを感じる瞬間です。

新しいデザイン手法・トレンドを取り入れられる

さらに、WEBデザインの世界には常に新しい技術やトレンドが生まれ、デザイナーはそれらを追求し続けることが求められます。新しいデザイン手法や、今までにない機能を取り入れたページを作り出すことは、WEBデザイナーにとって大きな挑戦であり、成長の機会でもあります。

また、デザインの世界で先駆者となり、ほかのデザイナーや企業に影響を与えられることも、WEBデザイナーならではのやりがいです。

WEBデザイナーの仕事の厳しさ・大変な点

最後に、WEBデザイナーの仕事の厳しさについて紹介します。

スピード感のある対応が求められる

まず、スピーディな対応が求められる点です。制作会社で働く場合、各プロジェクトには納期が設定されています。そしてWEBデザイナーは、その納期を守るために迅速に作業を進めなければなりません。

プロジェクトの進行はWEBディレクターの指示のもとで行われ、デザイン作業は期限内に完成させる必要があります。納期が短いなかで質の高いデザインを仕上げることが求められるため、プレッシャーを感じることも多いです。

デザインに正解がない

また、WEBデザインには「正解」がありません。デザインは基本的に主観的で、ユーザーのニーズや企業の目的に最適な形を考え続けなければいけません。そのため、常に新しいアイデアを生み出し、改善を重ねる必要があります。

正解がないなかで、デザインを作り上げるには、何度も修正を重ねたり、原因を探って改善したりする作業が避けられません。このような過程に苦しむこともありますが、それがWEBデザインの面白さであり、同時に厳しさでもあります。

常に学び続ける姿勢が必要

さらに、WEBデザイナーは常に最新のWEB技術やデザインのトレンドを学び続ける必要があります。WEBの技術は急速に進化しており、新しいツールやデザイン手法が次々と登場します。

これらの変化に対応するために、デザイナーは絶え間なく学習できる自己研鑽力が求められます。

年収が上がりにくい

加えて、WEBデザイナーの年収が上がりにくいという厳しさもあります。WEBデザイナーは、WEBディレクターやコーダーなどのほかの職種と協力して、一つのプロジェクトに取り組みます。そのため、個々の功績が明確に評価されにくいのです。

年収を上げるためには、より幅広い業務を担当し、責任のあるWEBディレクターへのキャリアアップを目指すことが一般的です。また、UXデザイナーなど、専門的な知識をもつことで高年収を得る道も開かれています。

まとめ

WEBデザイナーの仕事は、自分のアイデアを形にし、ユーザーからの反応を直接実感できる点が大きな魅力です。最新のデザイン手法やトレンドを追求し、時には自分が新たなトレンドを生み出すことができるのも魅力的です。しかし、その一方で、スピード感をもった対応や「正解」のないデザインに対する創造力、常に新しい技術を学び続ける必要があり、プレッシャーを感じることもあります。年収が上がりにくいという課題もありますが、専門性を深めることでキャリアアップの道も開かれています。

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