WEBデザイナーは、フリーランスの中でも非常に人気な職種です。中には、WEBデザインスクールに通おうか迷っている人もいるでしょう。本当にWEBデザインスクールに通えばフリーランスになれるのか?そもそも通う必要はあるのか?という疑問を抱いている人もいるものです。この記事では、フリーランスのWEBデザイナーになって働く方法について解説します。
WEBデザインスクールに通ったほうがよい人の特徴
そもそも、フリーランスのWEBデザイナーを目指す際に、WEBデザインスクールには通ったほうがよいのか説明します。以下3点に当てはまる人は、WEBデザインスクールに通って勉強をした方がよいといえるでしょう。
WEBデザイン未経験な場合
WEBデザインは学習する幅が広い分野です。さらに発展も早い業界のため、独学ではスピードについていくのは難しい可能性があります。最先端の情報を知っておかないと、案件を受ける際に不利になることもあり得るでしょう。スクールに通うと、スクールが選定した最新の情報を提供してもらえます。
横のつながりやスキルが高い人のつながりがない場合
フリーランスになると、自分ですべて条件を決定する必要があります。具体的にいうと、案件を受けるかどうか、受注料金設定をいくらにするか、仕事の進め方はあっているか、などひとつの案件を受けるに当たっても、すべて自分自身で決めて働くことになるのです。
場合によっては、仕事量に見合わない料金を設定されることがあるかもしれません。そのような時に、分野に精通した相談相手がいることは重要でしょう。スクールに通うと、これらのことを相談できる相手ができます。スクール内で情報交換をすることもでき、現役のWEBデザイナーが講師を務めていれば、講師からアドバイスをもらうこともできるでしょう。
ビジネス知識や交渉力などの知識がない場合
フリーランスのWebデザイナーは、デザインのスキルだけではフリーランスとして生活することは難しいでしょう。なぜなら案件を取るための営業力、単価を上げるための交渉力などさまざまなビジネススキルが必要となるためです。
これらはすぐに身につくものではない上、フリーランスとして仕事を始める時には既に身につけておきたい力といえるでしょう。スクールに通うと、デザインの授業以外にもビジネスに関する講座を開催しているところもあります。フリーランスとして働く上で必要なビジネススキルがない人にとっては、スクールに通う価値があるといえそうです。
フリーランスのWEBデザイナーの活躍の場
フリーランスのWEBデザイナーになってから、仕事を得る方法について解説します。仕事を得る方法は複数ありますが、メインとなる方法は以下3点です。
制作会社への下請け・パートナー営業
制作会社の下請けとして営業をかけていく方法です。制作会社は基本的に人手不足で、優秀な外注パートナーを探していることがあります。求人広告を出している会社に営業したり、自分が作る傾向と近い実績を持っている会社に声をかけてみたりすることで仕事を獲得しましょう。
クラウドソーシングで仕事応募
国内では「クラウドワークス」や「ランサーズ」などが有名です。仕事として単価が安い案件も多いですが、継続案件につながることもあるため挑戦する価値はあるでしょう。
SNSで募集をかけている人へアプローチする
SNSで仕事を受けてくれるデザイナーを募集していることもあります。たとえば「#デザイナー募集」のように検索をすると募集案件を見つけられそうです。反対に、SNS運用をしてフォロワーを増やし、仕事を募集している旨をツイートするのもよいでしょう。
フリーランスが陥りがちなデメリット
フリーランスになってから陥りがちな失敗例を解説します。それは「仕事を正しく請け負えず、かえって損をしてしまう」というパターンです。
低単価案件ばかり請け負ってしまう
フリーランスの仕事は、初めから高単価な案件を受注できるわけではありません。また、その仕事に時間をかけてしまうことで時間あたりの生産性は落ちてしまいます。1件5万円の案件に2週間かけてしまったとしたら、月間で稼げる金額は必然的に少なくなるでしょう。
ルーチン案件ばかり受けてしまいスキルがつかない
ルーチン案件だと同じ作業ばかりが続き、自分のスキル向上につながりません。そうすると、仕事の単価も上がらないという負のスパイラルに陥ってしまいます。
営業ができずに生活に見合った収入が確保できない
フリーランスとして生活するためには、コンスタントに仕事をしなくてはなりません。そして仕事を得るには、自分自身で案件を取りにいかなくてはなりません。
そこで大切になってくるのが営業力です。クライアントと連絡を取り合えるコミュニケーション力と、時間の余裕を持つ必要があります。これらの問題は、初めから1人で解決するのは難しいでしょう。しかしWEBデザインスクールに通えば、同じWEBデザイナーとして働く仲間とのつながりもできるので、解決しやすいでしょう。
フリーランスのWEBデザイナーになり、仕事をしていく方法について解説してきました。フリーランスとして仕事をするためには、WEBデザインスクールでデザインだけではなく営業のスキルや人脈を得て、さまざまな媒体からWEBデザインの仕事を受注していくことになります。またデメリットも存在しますが、先に起こりうることを把握して、対策を講じておけば問題ないでしょう。フリーランスになるための一歩を踏み出してみてください!