東京に住んでいる方がWEBデザイナーになりたいとき、簡単に利用できるのが通信講座です。確かに通信講座でWEBデザイナーになることもできますが、簡単とはいえない道のりだというのを知っておく必要があります。
こちらでは『通信講座でWEBデザイナーになれる方』と『通学でWEBデザイナーを目指したほうがよい方』の違いを見ていきます。
才能があるのなら通信講座で十分
WEBデザイナーは取得しなければいけない資格があるわけではないため、なろうと思えばすぐになることができる職種だといえます。とりあえず、自分で周囲に名乗ってしまえば、今日からでもWEBデザイナーだといえるでしょう。
しかし、知識や技術がなければ、WEBデザイナーだと周囲に認めてもらうことはできません。仕事を依頼して欲しいのなら、自ら名乗る前に知識や技術の勉強は必須だといえます。
もしも、自分に才能があると感じているのならば、通信講座を利用した自宅での勉強方法でも十分だといえるでしょう。それは、本屋で売っている書籍を利用して、完全な独学でWEBデザイナーになった方もいるからです。サポートも何もない状態でもなっているのですから、通信講座を利用すれば十分過ぎるほどの知識や技術を得られるはずです。
いろいろなタイプの講座が用意されているので、自分の才能を伸ばしてくれるものと契約をしてWEBデザイナーを目指しましょう。ただし、才能があると感じていても、実際はそこまで高くはないケースがあります。
一人で勉強をしていて限界を感じたのなら、WEBデザインスクールに通うことを考えましょう。そのまま意地になって頑張っていると、挫折してWEBデザイナーになる夢を諦めなければいけなくなる可能性があるので早めに決断しましょう。
徹底したサポートが必要ならWEBデザインスクールへ
スケジュール管理ができなくて独学が難しく感じるのなら、一人での勉強はまったく向いていないといえます。最初は気力でどうにかできていたとしても、どんどん課題が溜まっていって勉強するのが嫌になる可能性も高いです。
そのような方は、WEBデザインスクールに勉強の管理をしっかりとおこなってもらいましょう。カリキュラムとスケジュールをスクールが決めてくれるので、指示をこなしていけば、知識や技術を身につけられます。
そして、疑問に思うことがあればすぐに講師が教えてくれますし、パソコンを操作していて分からないことがあれば代わりに操作してもらうことだって可能です。このようにサポート耐性がしっかりと整っているのが、WEBデザインスクールの大きなメリットです。
通信講座では実現できないので、もしもこれらのサポートが必須だと感じるのならWEBデザインスクールに入学しましょう。
就職したいのならWEBデザインスクールのほうがよい
WEBデザイナーはパソコンがあれば働くことが可能なため、個人事業主になるのは難しくはありません。そのため、個人事業主になるというのなら、通信講座で知識や技術のみ吸収すればよいでしょう。しかし、会社にWEBデザイナーとして就職したいと考えるのなら、通信講座には分かりやすい限界があります。
それは、会社に就職するためのサポートが用意されていないケースがほとんどだからです。もしも、会社への就職を考えているのなら、サポートがしっかりとしているWEBデザインスクールを活用しましょう。最初から最後まで就職活動をきちんと手伝ってもらえるので、高い確率で会社に就職できます。
なお、どこのWEBデザインスクールでも同じクオリティの就職サポートが用意されているわけではないため注意しましょう。場合によっては通信講座の就職率とほとんど変わらないようなところもあります。そのため、確実に就職したいと考えているならば、就職率が高いところへ入学しなければいけません。就職率や就職先などの情報は公式ホームページなどで発表されている場合が多いのでチェックしてみましょう。
地方などに住んでいて近場によいWEBデザインスクールがないのなら、評判のよい通信講座を選んで契約するのもよいでしょう。しかし、東京に住んでいるのなら、評価が高いWEBデザインスクールが周りにたくさんあるはずです。
そのため、どちらでもよいと考えているのなら、WEBデザインスクールに通うことをおすすめします。授業でのサポートはもちろんのこと、就職のサポートもしっかりとしているので、将来の夢を叶えられるようになるでしょう。
もちろん、才能があって個人事業主を望んでいるのなら、あえて通信講座を選ぶのも間違いではありません。途中からのルート変更も可能なので、才能があるか確かめるために、初めは一人での勉強を試してみるのもよいでしょう。