WEBデザイナーとグラフィックデザイナーを徹底比較!未経験者におすすめなのはどっち?

公開日:2025/08/15
WEBデザイナー グラフィックデザイナー

一口にデザイナーといっても、さまざまな業種・種類があります。とくに、WEBデザイナーとグラフィックデザイナーは混同されやすいです。そこで今回は、WEBデザイナーとグラフィックデザイナーの異なる点を詳しく解説します。本記事が、デザイナーを目指す人の参考になれば幸いです。

WEBデザイナーとグラフィックデザイナーの異なるポイント

WEBデザイナーとグラフィックデザイナーは、いずれもクリエイティブな職業です。しかし、その仕事内容や必要なスキル、将来性には大きな違いがあります。以下に、いくつかの観点から詳しく解説します。

仕事内容の違い

WEBデザイナーは、ウェブサイトのデザインやオンライン広告、ランディングページなど、デジタルメディアに特化した制作を担当します。そのため、HTML、CSS、JavaScriptといったプログラミングスキルが求められることが多いです。ユーザーにとって使いやすく、魅力的なウェブコンテンツを提供することが求められます。

一方、グラフィックデザイナーは印刷物のデザインを中心に活動します。ポスター、カタログ、ロゴ、商品パッケージなど、物理的な形で存在する作品を作り上げることが特徴です。印刷特有の知識や色彩理論、レイアウト技術が求められるため、紙媒体での表現力が重要です。

必要なスキルと学習の違い

WEBデザイナーには、デザインの基本法則(近接、整列、反復、コントラスト)やFigma、Adobe Illustratorといったツールを使いこなすスキルに加え、HTMLやCSSなどのコーディングスキルも求められます。とくに、チームでの共同作業を円滑に進めるためのツール活用能力も重要です。

一方、グラフィックデザイナーに必要なスキルは、クリエイティブなデザインセンスや色彩感覚、タイポグラフィの知識です。WEBデザイナーと同様にデザインツールのスキルが必要ですが、印刷媒体特有の知識(紙質や色再現性の理解など)が加わります。

平均年収と稼げる可能性

平均年収はWEBデザイナーが約438万円、グラフィックデザイナーが約449万円と大差はありません。ただし、いずれもスキルや実績に応じて収入が大きく変動します。フリーランスとして活動すれば、案件次第で年収1000万円以上を目指すことも可能です。

向いている人の特徴

WEBデザイナーは、ネットトレンドへの関心が高く、新しいスキルを学ぶ意欲がある人に向いています。繊細な作業や調整が多いため、細かい作業が苦ではない人にぴったりです。

一方でグラフィックデザイナーは、クリエイティブなセンスや視覚的な表現力に自信がある人に適しています。とくに、絵やイラストを描くのが好きな人や、紙媒体のデザインに興味をもつ人に向いています。

需要と将来性

WEBデザイナーは、デジタル化が進む現代社会において需要が高まり続けています。紙媒体が減少している現状を考えると、グラフィックデザイナーの需要は減少傾向にあります。

また、経済産業省の報告ではIT人材の不足が予測されており、WEBデザイナーの将来性は明るいといえます。

未経験からデザイナーを目指すならWEBデザインがおすすめ

未経験からデザイン業界に挑戦するなら、WEBデザイナーが最適です。その理由は、スキル習得のしやすさと将来性の高さにあります。

独学やスクールで学びやすい

まず、WEBデザイナーは独学やスクールで比較的短期間でのスキル習得ができる職業です。オンラインリソースや無料のチュートリアルが豊富で、自己学習を進める環境が整っています。

また、ポートフォリオを作成してスキルを証明すれば、学歴に関係なく採用のチャンスが広がる点も魅力です。

需要の高まり

次に、デジタル社会が進むなかで、WEBデザイナーの需要はますます高まっています。紙媒体の利用が減少しているのに対し、ウェブ広告やデジタルメディアの需要は増加しています。

このことから、WEBデザイナーとしてのスキルは将来性のある選択肢です。

WEBデザイナーのスキルをグラフィックデザインにも応用できる

さらに、WEBデザイナーとしてのスキルは、グラフィックデザインにも応用が利きます。Adobe IllustratorやFigmaなどのデザインツールは、どちらの職業にも共通して必要です。

そのため、WEBデザイナーとして経験を積むことで、グラフィックデザインにも自然と対応できるスキルが身につきます。最初にWEBデザインのキャリアをスタートし、その後グラフィックデザインを学ぶことで、幅広いスキルを獲得可能です。

まとめ

デザイナー職のなかでも、WEBデザイナーとグラフィックデザイナーは混同されやすいです。本記事では、仕事内容、必要なスキル、将来性などから両者を徹底比較しました。WEBデザイナーは、ウェブサイトやオンライン広告などのデジタル分野が中心です。一方、グラフィックデザイナーはポスターや商品パッケージなどの紙媒体のデザインが主な業務です。未経験から挑戦するなら、WEBデザイナーをおすすめします。独学やスクールで短期間でスキルを習得しやすく、ポートフォリオを活用すれば学歴に関係なく採用チャンスが広がります。また、IT人材不足が予測されるなかで需要が増え続ける職業であり、将来性が高いのも魅力です。本記事を、ぜひ自身のキャリア選択に役立ててください。

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