Webデザイナーがポートフォリオをつくるうえで気をつけるべきポイントを解説

公開日:2025/01/01
Webデザイナーがポートフォリオをつくるうえで気をつけるべきポイントを解説の画像

ビジネス

ポートフォリオとは、クリエイティブ職の人が自身の実績・技能を表現する手法のひとつです。ポートフォリオは、主に転職活動や営業で役立ちます。Webデザイナーも例外ではなく、自身をアピールするためにポートフォリオの作成が必要です。今回は、Webデザイナーのポートフォリオづくりに焦点を当てて詳しく解説します。

ポートフォリオの概要

ポートフォリオは、クリエイティブ職の人材が就職活動や営業活動の際に必要な作品集です。

そして、ポートフォリオには必ず含めるべき3つの要素があります。それは「プロフィール」「スキル」「自身の作品であるか」です。

プロフィール

プロフィールでは、履歴書では伝えきれない人物像や自己PRを記載し、前職でのスキルや経験を具体的に示すことが重要です。

とくに、マーケティングやWebディレクション、SEO、広告施策などの経験があれば明記することで、Webデザイナーとしての総合的な能力をアピールできます。

作品ページ

作品ページには、制作したWebページのリンクやスクリーンショットを掲載しましょう。

自信のある作品や応募先のテイストに合う作品を上部に配置することがポイントです。また、制作時期が新しいものを優先するのが一般的ですが、品質の高い古い作品も掲載することで採用担当者の興味を引けるようになります。

自身の作品であるか

さらに、チームで制作した作品や、サイトの一部に関わった場合は、それを明確に記載することが大切です。

「ひとりではサイト構築できないのでは?」という不安があるかもしれませんが、採用担当者はポートフォリオを見ればセンスやスキルを判断できます。チームでの制作経験は「チームやプロジェクト単位で仕事ができる人材」として評価される可能性が高いです。

Webデザイナーがポートフォリオをつくる際に気をつけたいポイント

ここからは、Webデザイナーがポートフォリオをつくる際に気をつけたいポイントを解説します。

必ずプロフィールページを設ける

ポートフォリオには必ずプロフィールページを設け、学歴やデザイン経験、使用できるツールやスキルを明記しましょう。

また、Webマーケティングの知識やツールについても具体的に記載することが推奨されます。

作品ページの注意ポイント

作品ページには、10点程度の作品を掲載することが理想です。

これらの作品は「自信作」「新しい制作物」「チームでの制作物」の順に配置するのがよいでしょう。とくに、自信作が古すぎる場合は掲載を避け、全体のクリエイティビティに差がないように配慮します。自分が担当した部分を明記することで、チームでの仕事ができる能力をアピールできます。

制作物の注意ポイント

制作物には、制作の要点やコンセプトを短く説明する文を添えることが大切です。

架空のプロジェクトや練習用の作品も掲載可能ですが、その旨を明記する必要があります。実際のプロジェクトの場合は、担当した範囲やポイントを簡潔に述べるとよいでしょう。マーケティング知識がある場合は、ABテストやUI/UXの意識など、施策に関連する説明も加えると効果的です。

ポートフォリオは定期的な更新が大切

ポートフォリオは一度作成したら終わりではなく、実績が増えた際や新しい作品を追加する際に定期的に更新することが大切です。

SEO関連の情報を加えたり、応募先企業に合わせた特色の異なるポートフォリオを作成することも効果的でしょう。

Webデザイナーがポートフォリオをつくるにはどうすればいい?

Webデザイナー未経験者でも、ポートフォリオを作成することは非常に重要です。

ポートフォリオをもつことで、企業からのスカウトを受ける可能性が高まり、採用担当者に自身のスキルをアピールできます。未経験者のポートフォリオ作成には、いくつかのポイントがあります。

サーバーを契約する

まず、サーバーを契約することが推奨されます。

未経験者は「自分の作品」として載せられる制作物が限られていることが多いため、レンタルサーバーを利用して架空のWebサイトを制作するのがおすすめです。レンタルサーバーには、ドメインが取得できるサービスや割引があるものもあります。

たとえば、「ロリポップ!」や「エックスサーバー」などが有名です。サーバーを契約することで、実務の練習にもなり、見やすいポートフォリオを作成できます。

掲載用作品の制作

次に、掲載用作品の制作に取り組みます。

未経験者は、架空のダミーサイトを作成したり、知り合いの運営する店舗を宣伝するサイトを作成することが一般的です。制作時期や注力したポイントを明記することで、説得力を増すことができます。また、掲載する作品は自信作を絞りましょう。

ポートフォリオに載せる作品の注意点

ポートフォリオに載せる作品にはいくつかの注意点があります。

まず、デザインの4原則(近接、整列、反復、対比)に従った制作が必要です。これらの原則を理解していない作品は、採用担当者に好印象を与えるのが難しくなります。次に、ポートフォリオをSSL化することも欠かせません。

SSL化することで、企業側にセキュリティの負担をかけないよう配慮しましょう。SNSリンクは、余計な情報が漏れる可能性があるため、掲載しない方がよいです。

まとめ

Webデザイナーがポートフォリオを作成する際は、効果的な自己アピールが欠かせません。ポートフォリオには、プロフィールやスキル、実績を明確に示すことが重要です。とくに、デザインの4原則に従い、自信作を優先的に掲載することで、採用担当者の興味を引きつけます。また、制作物には要点やコンセプトを簡潔に説明する文を添えるとよいでしょう。さらに、定期的な更新を行い、最新の実績を反映させることも大切です。これにより、企業からのスカウトを受ける可能性が高まり、競争力のあるデザイナーとしての地位を築けます。未経験者でも、架空のプロジェクトを通じてスキルを磨くチャンスがあるので、Webデザイナーを目指すのであればポートフォリオ制作は取り組むべきです。

【東京】社会人でも通えるおすすめのWEBデザインスクール

イメージ
会社名東京デザインプレックス研究所HAL東京インターネットアカデミーヒューマンアカデミー デジタルハリウッド
特徴本物のデザイン力が身に付く!
フリートレーニング3年無料!
ゼミや体験学習が充実している海外へ就職の可能性も拡がるオンライン講座が便利Web業界とのコネクションが強い
詳細リンク公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら公式サイトはこちら